2012.01.28 Saturday
毎月分配型投信に対する規制について
金融庁が毎月分配型投信を規制する方針を固めたと報道されています。
私の意見を結論から述べると、必要なのは規制よりも、自己責任です。
毎月分配型投信は、インデックス投資をしている方を中心に、評判がよろしくない金融商品です。
私は、毎月分配型投信について、「取り崩し」を「預金に付く利息、利益」と勘違いしている人が救いがたく多いことが問題だと考えています。
こうした問題の原因は、売り手にあるのでしょうか。買い手にあるのでしょうか。
読者の皆さんの多くは買い手ですから、まずは買い手としてできることについて考えます。
間違った金融商品を選ばないために、すべきことは二つあります。
ひとつは、金融リテラシーを高めることです。座学や実践など、それなりに時間やコストは掛かりますが、それを楽しいと思えるならよい方法です。
もうひとつは、専門家に相談することです。弁護士になるよりも、弁護士に相談する方が時間とお金を節約できるのと同様、自分で身につけるよりもずっと低コストで同等の効用を得ることができます。真っ当な人と、下賤な人を見抜く力があるなら推奨です。
上記を行った上で、自己責任を身につけ、毎月分配型投信がよくない/自分には向かないと思った人は、買わなければよいだけです。国が規制する必要もなく、魅力のない商品ならば自然に消えるはずです。
しかし、投資について勉強や相談をするのはごく一部です。それ以外は損をすれば、「証券会社が悪い、誰が悪い」とお行儀の良くない人が文句を言う(ネットに書き込む)ことになります。
すると、霞ヶ関が「ほら、私たちがいないと困るでしょ、あなたたちは自分で勉強しないので、何も考えなくてもだまされることがないように、企業をしばっておいてあげますよ、よかったですね、これからも私たちの給料となる税金をしっかりはらいましょうね」ということになってしまいます。
もちろん、全ての規制に反対でもないし、全ての行為が許されるとは思っていません。必要な規制は施行すべきだし、犯罪は犯罪として裁かれて然るべきです。
しかし、規制だらけでは、証券業界にとっても、個人投資家にとってもいいことはありません。証券会社のWebサイトにログインするたびに、すぐに取引できず、未読、未読、未読、承諾、承諾、承諾。ポストには、紙、紙、紙。99%は、すぐに捨てられています。通信販売のカタログのように。
投資家保護ではなく、投資家過保護。
むやみな規制は、むやみな殺虫剤のようなものです。シューっとすれば、悪いものは消えますが、同時によいものが消えます。そして、より悪いものが残ります。
こうした状況を脱するために、個人投資家としてできることは自己責任の徹底です。
・・・ただ、国民が自己責任を受け入れる時代までには時間を要するかも知れません。それでも、私がすべきこととして、「自己責任の徹底」というひとつの答えを提示するということだけはしておきたいと思います。
私の意見を結論から述べると、必要なのは規制よりも、自己責任です。
毎月分配型投信は、インデックス投資をしている方を中心に、評判がよろしくない金融商品です。
私は、毎月分配型投信について、「取り崩し」を「預金に付く利息、利益」と勘違いしている人が救いがたく多いことが問題だと考えています。
こうした問題の原因は、売り手にあるのでしょうか。買い手にあるのでしょうか。
読者の皆さんの多くは買い手ですから、まずは買い手としてできることについて考えます。
間違った金融商品を選ばないために、すべきことは二つあります。
ひとつは、金融リテラシーを高めることです。座学や実践など、それなりに時間やコストは掛かりますが、それを楽しいと思えるならよい方法です。
もうひとつは、専門家に相談することです。弁護士になるよりも、弁護士に相談する方が時間とお金を節約できるのと同様、自分で身につけるよりもずっと低コストで同等の効用を得ることができます。真っ当な人と、下賤な人を見抜く力があるなら推奨です。
上記を行った上で、自己責任を身につけ、毎月分配型投信がよくない/自分には向かないと思った人は、買わなければよいだけです。国が規制する必要もなく、魅力のない商品ならば自然に消えるはずです。
しかし、投資について勉強や相談をするのはごく一部です。それ以外は損をすれば、「証券会社が悪い、誰が悪い」とお行儀の良くない人が文句を言う(ネットに書き込む)ことになります。
すると、霞ヶ関が「ほら、私たちがいないと困るでしょ、あなたたちは自分で勉強しないので、何も考えなくてもだまされることがないように、企業をしばっておいてあげますよ、よかったですね、これからも私たちの給料となる税金をしっかりはらいましょうね」ということになってしまいます。
もちろん、全ての規制に反対でもないし、全ての行為が許されるとは思っていません。必要な規制は施行すべきだし、犯罪は犯罪として裁かれて然るべきです。
しかし、規制だらけでは、証券業界にとっても、個人投資家にとってもいいことはありません。証券会社のWebサイトにログインするたびに、すぐに取引できず、未読、未読、未読、承諾、承諾、承諾。ポストには、紙、紙、紙。99%は、すぐに捨てられています。通信販売のカタログのように。
投資家保護ではなく、投資家過保護。
むやみな規制は、むやみな殺虫剤のようなものです。シューっとすれば、悪いものは消えますが、同時によいものが消えます。そして、より悪いものが残ります。
こうした状況を脱するために、個人投資家としてできることは自己責任の徹底です。
・・・ただ、国民が自己責任を受け入れる時代までには時間を要するかも知れません。それでも、私がすべきこととして、「自己責任の徹底」というひとつの答えを提示するということだけはしておきたいと思います。




