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遠隔操作容疑者はオミソとして扱うべき
PC遠隔操作事件の片山容疑者が逮捕されました。

容疑者の過去の裁判を傍聴した阿曽山大噴火さんの記録
 被告人「(略)人の反応を得ることがしたかったというのが理由です」
弁護士「それで、自分の書き込みに反応が多かったのを見て、どう思いましたか?」
被告人「その時は、誤った満足感に浸っていました」
弁護士「当時、バレなければ他人を傷つけてもいいと思ってました?」
被告人「他人が傷つくという考えすらなかったです」

被告人「(2ちゃんねるは)他では見られないような話題が書き込んであって、言論の自由があるなと、ひかれました」
検察官「言論の自由って分かって言ってるんですか? 匿名で好き勝手言うのが、言論の自由じゃないでしょ!!!」

阿蘇山さんの文章に、思わず笑ってしまいそうですが、最近のネット犯罪者によく見られる特徴に思えます。

かつて、いろいろな理由で"なじめない人"を「オミソ」と呼んでいました。必ずしも平等に扱わず、必要に応じてハンデをつけるということが伝統的なコミュニティのありかたです。何か問題があっても、コミュニティから切り離すことはせずむしろ手厚いサポートをしていました。コミュニティからこぼれる人を出さないために、オミソというルールが生まれたわけです。
以前なら、彼は「オミソ」として扱われたでしょうし、であれば彼はその中で相対的な自身の立ち位置というものを認識していったでしょう。

今の社会では、全ての人を平等に一人前として扱おうとし、故に本人も一人前であろうとします。
しかし、不当な差別が不幸を生むように、不当な平等もまた不幸を生みます。
不当な差別の是正には勇気が要りますが、認めるべき差を認めるというのはもっと勇気が要る。
一定の平等を得られた今だからこそ、平等を乗り越えて、違いを認めて生きていくことも考えていいく必要があり、これからの次の時代に与えられるテーマです。

追記
今回の容疑については有罪が確定したわけではありません。
| - | 05:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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